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町長コラム 風 ~かぜ~(平成27年分)

印刷用ページを表示する 掲載日:2015年12月28日更新

平成27年広報まつだ12月号より

『スピード感と深呼吸』

 月日の経つのは早いもので、いつの間にか平成27年も残り1か月となりました。

 町民の皆様も、年末年始の対応や準備に忙しい日々を送られる事と思いますが、お体には十分に留意され、良い年をお迎えして頂きたいとご祈念申し上げます。

 さて、今年一年で私が感じた率直な気持ちを書かせていただきます。

 地方創生が叫ばれているということだけあり、時代の流れを非常に速く感じます。『そのスピードに遅れてはならない』と新たな施策や構想を考え、またその様な施策を成功させるためには、町民の皆様との『協働』が必要となります。さらには、町の歴史に根付く『文化と産業』を今の時代にどう生かすかなど、とにかくアンテナを高く張り巡らせて、色々な情報を収集し、研究・検討を行って参りました。もう一年が過ぎるのか?と思うと、皆様の夢や希望・期待をカタチにして応えることができているのか?など考えてしまう時もあります。そんな時には、ゆっくり『深呼吸』して気分を落ち着かせ、今後も目標へ向かって前へ前へと進む事だけを念頭にポジティブに取り組むように心がけて参りました。

 これからの松田創生のために、行政が主体でなく、私を含めた町民主体での町づくりが必要と考えていますので、『まちづくり座談会』でのご提案や地域要望などについて、優先順位を付けながら実施して参りたいと考えています。

 また来年は、各種施策について『協働の町づくりの観点から、町民の皆様が主体となる各種協議会を立ち上げ、『町民の 町民による 町民の為』の町づくりに全力を尽くしたいと考えておりますので、本年同様にご支援ご協力を賜りたいと存じます

平成27年広報まつだ11月号より

『『おもてなし』は松田町民の歴史』

 町民の皆様方に支えていただき、町長に就任し約2年1カ月が過ぎました。

 その間、皆様の声に耳を傾け、松田町の歴史と文化を大切にしつつ、新しい時代に合った挑戦をするための準備並びに実行を重ねて参りました。
これもひとえに皆様のご協力のお陰であり、感謝申し上げます。

 さて、10月13日から「おもてなしのまちづくり座談会」を行ったところ、お忙しい中にも関わらず多くの方のご参加を賜りました事、厚く御礼申し上げる次第です。

 この座談会において、皆様から頂戴した地域要望については、役場内で対応策を検討し、予算と優先順位を鑑み、自治会長さんとも相談しながら対応して参ります。

 また、松田町の将来像や地域が出来る『おもてなし』など、ワークショップ(グループ会議)形式で多くのご提案をいただきました。
皆様でも知らなかった・気付かなかった地域独自の魅力をお互いで再発見するなど、活発な提案が出されていたのが強く印象に残りました。

 私は、ふるさと松田を消滅させない、また、松田創生を実現していくのは、『町民一人一人の想いと行動』であると信じています。
そのためには、これからの人口増加に向け、観光客などの交流人口の増加により、松田町の素晴らしい魅力を町外に発信させていくことが不可欠と考えています。
その素晴らしい魅力の代表が『おもてなしの精神』ではないでしょうか。
昔から足柄上郡で行政・交通・商いの中心の町として栄えた松田町は、『おもてなし』の心で来客を迎えて来た事と推測します。
まさに松田町民の歴史です。この歴史的な『松田のおもてなし』を発信し、定住人口増加に向けて取り組んで参りますので、今一層のご支援・ご協力を宜しくお願い致します。

 平成27年広報まつだ10月号より

『『美しい松田町』に!』

 町民の皆様、いつもありがとうございます。

 また、この度、松田町議会議員になられました12名の方々、ご当選、誠におめでとうございます。今後、『美しい松田町』にすべく、二人三脚で町政運営に取組んで頂けると期待しています。

 さて、町民の皆様、平成元年に松田町民憲章が制定されている事はご存知でしょうか?

 ○松田町民憲章 富士や丹沢を源にする清流と豊かな緑に恵まれ、古来から交通の中心であるあしがらの地松田町は、わたくしたちの誇りです。
 わたくしたちは、この美しい自然と人びとがいきいきと調和した、魅力あるまちの限りない発展を願い、ここに町民憲章を定めます。
1 恵まれた水と緑を大切にし、うるおいのあるまちをつくります。
1 豊かな人間性を育み、文化の香り高いまちをつくります。
1 健康な心とからだをきたえ、活力にあふれるまちをつくります。
1 郷土を愛し、平和に満ちた心のかよいあうまちをつくります。
1 互いに助け合い、愛の輪が広がるまちをつくります。 

 私は、この町民憲章には、古今東西より発展してきた松田町の立地特性に誇りを持ち、誰からも愛される『美しい松田町』の町民として町民が育むべき指針が示されていると感じました。

 この松田町民憲章を大切にし、町民の皆様が安心して暮らせる『美しい松田町』づくりを推進して参りますので、今後もご理解・ご協力何卒宜しくお願い致します。

平成27年広報まつだ9月号より

『オール松田『おもてなし』宣言』

 残暑厳しい中ではございますが、お元気でお過ごしの事とお察し申し上げます。

 先月22日は、国内外から多くのお客様が来町され、まつだ観光まつり・あしがら花火大会が、大いに賑わいのもと開催されました。祭りには、約5万5千人と多くの方にご来場いただけました。
ひとえに祭り関係者並びに町民の皆様方の『おもてなし』の精神が少しずつ発信できている証拠だと思います。

 本年は、各種交流人口増加策を進め、定住人口を増やす事を目的として、私の意気込みとして『協働と挑戦』を掲げ、事業展開を進めて来ました。

 町民の皆様・各種団体の皆様にもご理解・ご協力を賜り、松田町のイメージアップが図られ、知名度もアップし、交流人口も例年以上に増加しています。

 そこで町民の皆様と『協働のまちづくり』の共通認識として、オール松田で、一人ひとりが出来る『おもてなし』に取組む事で、更なるイメージアップを図り、交流人口増加策を展開して参る所存です。
今後は『おもてなし』にも様々な手法がありますので、『おもてなし検定』などを行い、オール松田の『おもてなし』のレベルアップも図り、『おもてなしマイスター』を育てて参りたいと考えています。

 是非『挑戦』して頂き、未来を担う子供たちに誇れる松田町にして行こうではありませんか!

 町民皆様のご理解・ご賛同のもと、一人でも出来る『おもてなし』に取組んで頂けるよう、宜しくお願い致します!

平成27年広報まつだ8月号より

『キャリア教育』

 暑中お見舞い申し上げます。

 7月9日に、インターネット上で配信される『ニコニコ首長会議』に出席しました。
テーマは『キャリア教育と地方創生』で各自治体の考え方や取り組みなどが披露されました。
首長の方々は、自治体が抱える問題に対し、積極的にキャリア教育を進めて行く事で人材が育ち、『地方創生の原動力になる』という考え方をお持ちでした。熱意を感じるお考えに、我が町もしっかりとした教育環境の整備を行い、地方創生・定住少子化対策を実行して参りたいと決意を新たにした次第です。

 さて『キャリア教育』とは何でしょう?
公文書的には、『一人一人の社会的・職業的自立に向け、必要な基盤となる能力や態度を育てる事を通して、キャリア発達を促す教育』とあり、『キャリア』とは、『人が、生涯の中で様々な役割を果たす過程で、自らの役割の価値や自分と役割との関係を見いだしていく連なりや積み重ね』とあります。
我が町においても学校教育だけでなく、地域の皆様の協力による様々な体験実習の機会があります。
私は、このような体験を通じて得た事が『人の成長・自立』をしていく上で非常に大切であると感じています。
緑と清流が美しい松田町を『キャリア教育』の実践の場として全国へ発信し、『まつだ創生』を図るオンリーワンの政策を進めて参りたいと考えていますのでご理解ご協力願います。

平成27年広報まつだ7月号より

『松田町のマイスター』

 昨年に続き2回目の参加となったチャレンジデーが終わりました。

 勝敗は僅差で残念な結果となりましたが、一つの目標に向かってイベントに挑戦した結果、各自治会コミュニティの強化が図る事ができ、協働の町づくりという観点では、一定の成果があったものと考えています。この取り組みが年一回のイベントにならない様、継続的な運動が大切な事を意識して頂くために、毎月最終水曜日を『松田町チャレンジデー』とし、運動の習慣化を図り、皆様の健康寿命を伸ばすとともに、来年の勝利へとつなげましょう!!

 さて、松田町には各種産業を支えてこられたマイスター(名人・職人・匠)が多く存在しています。この方々は松田町の財産であり、その技術を未来へ継承していかなければならないと思っています。

 そこで、松田町マイスター(名人・職人・匠)認定制度の創設を考えています。大人から子どもまで自薦他薦を問わず募集し、松田町が輝くためにマイスターとして認定された方の創作される作品がブランド化され、町内外で認められる様になる事で『まつだ創生』のキッカケになると思います。

 松田町の風土に合った各種産業や歴史・文化など(例えば、けん玉などの懐かしい遊びや、手芸、家庭料理なども)を継承してこられたマイスターが、観光客など交流人口増加策の一役を担い、松田町をさらに賑やかにしてくれることも期待できます。

 松田町の伝統が未来へ継承されるよう、全町を挙げて松田町のマイスターを応援し、また新たなマイスターの育成を支援して行きたいと考えていますので皆様の御協力を宜しくお願いいたします。

平成27年広報まつだ6月号より

『まつだの素材』

 毎年5月5日はこどもの日。

 町では、今年も寄自然休養村管理センターで「若葉まつり」を開催し、約8500人という、昨年より約1000人も多くの皆様に楽しんで頂きました。本年も、ふるさと大使の北川大介さんが祭りを盛り上げてくださり、また、大使としての名刺をお渡しし、松田町をさらにPRして頂けるようにお願いした次第です。

 さて、松田町は、古くから交通の要衝として栄えて来た町(=栄えて来た分、様々な地元素材が実っている町)。

 私は、松田町の先人が大切にして来た地元素材を『温故知新』の思いで、輝かせたいと考えています。本年で建立1700年を迎えた寒田神社や寄神社、神山神社、松田大名行列などの町の歴史や文化、地場産品のみかんやお茶やゴボウなどの根菜類などはもとより、地域素材として、最明寺史跡公園や松田山の桜、寄のロウバイなどもあります。最近では、ふるさと大使の北川大介さんや山崎一さんも人的素材ですし、寄さくらマスなども同様に町を輝かせるための新しい素材です。

 ただ、すばらしい素材もそれを活かす人によって変わって来ます。

 料理で例えたら、同じ素材でも和食・洋食・中華料理などによっても活かし方は違いますし、料理人の腕次第って事もあるでしょう。

 これからの時代は、情報ネットワークを活用するなど、ニーズに合った地元素材の活用の仕方を考えなくてはなりません。その為には、その素材(物)を活かす料理人(町民)が必要となります。

 地方創生に一番大切なのは、松田町の地元素材を活かす事と考えています。公が何をやるのではなく、自らが何をやるのかを考え実行する事が大切だと思います。『協働と挑戦』を掲げる私としましては、地元素材を活かした協働意識を高める事で、自らが挑戦する『キッカケ』を創り、『主人公』である町民一人一人が輝く町になるよう推進して参りますので、今後とも御協力願います。

○地元の素材を活かす考え方(自論)
 物を作るのは足し算(積み重ねて新しい物を作る)・引き算(既存の物から、ニーズに合わせて機能を外し、シンプルなものを作る)。
 物を売るのは掛け算(物に情報を掛け合わせて顧客の裾野を広げる)・割り算(売り上げの伸び率などのデータ管理)。

平成27年広報まつだ5月号より

『まつだ 爛漫(らんまん)』

 毎年4月10日に、最明寺史跡公園・護摩堂跡にて、最明寺例祭が執り行われております。
私自身の参列は今年で2回目となります。
 この例祭が行われる季節の最明寺史跡公園は、『春爛漫』な状況で、サクラ・モモ・ヤマブキなどの様々な花が咲き乱れ、訪れた方々に対し、花とともに希望に満ち溢れた様を伝えている光景は、知る人ぞ知るまさに現代の『桃源郷』と言える地であります。
 最明寺は、今から794年前の鎌倉時代に仏像が安置されたのが始まりで、546年前の室町時代に、現在の大井町金子(通称:金子善光寺)へ移転された、歴史的にも由緒あるお寺です。
 松田町民は、先代から引き継がれて来た歴史・由緒あるこの地を大切な町の財産として引き継いで行く使命があります。
 その財産を観光資源として、神奈川県が推進している『未病いやしの里』として宣伝し、交流人口の増加を図り、訪れる一人一人の心を癒し、清流と緑の里である松田町に住んで頂ける事を願い、県と一緒に事業を推進して参ります。
 『爛漫』の言葉の意味は、「光り輝くさま・明らかに表れるさま」です。 
松田町においては、消滅可能性都市と言われましたが『協働と挑戦』により、希望に満ちあふれる『まつだ爛漫』と言える街づくりを現在進行形で取り組んでいます。
光り輝く松田町にするのは、皆様のご理解とご協力が不可欠です。
 『松田プライド(郷土愛)』を全町民が共有する人づくり・街づくりを皆さんと一緒に取組んで参りますので、今後ともよろしくお願い致します!

平成27年広報まつだ4月号より

『オール松田』

 3月の議会定例会で町議会議員の皆様に平成27年度の予算をお認め頂き、いよいよ平成27年度がスタートする事になりました。
今年のキーワードには『協働と挑戦』を掲げています。
 これまで栄えてきた我が松田町の元気を取り戻す為に、町民一丸となって、『オール松田』であらゆる事に挑戦して参りたいと考えています。
 例えば、近隣のゴミ拾い、子どもやお年寄りの見守り、地域自主防災活動、各種観光イベントなどの地域に無くてはならないボランティア活動への参画に挑戦して頂けませんか?
 町民が、松田町に住んでいて、『税金を払っているから全て役場がやるだろう』でなく、町民の皆様と役場職員が一緒に汗をかき、知恵を出し合い、『協働』意識を高める事で、松田町は今まで以上に元気になりますし、活気が生まれ町内に笑顔が溢れてきます。
そんな賑やかな町には、必ず人は集まります!私たち一人ひとりの行動が松田町を支え、変わるキッカケを創ります。
ぜひとも松田町民として『松田プライド』を志し、町民参加型の協働の町づくりへの変革を恐れずに勇気をもって挑戦して参りましょう!!
 ONE FOR ALL ALL FOR ONE(一人はみんなのために、みんなは一人のために)の想いが必要な時です。
 『オール松田』で町民の一体感が生まれてくるよう、取り組んで参ります。

平成27年広報まつだ3月号より

 松田町は、古くから交通の要衝として栄えて来た町。それは今も同じ。
 しかし、JR松田駅と小田急新松田駅の2つの駅は昔と変わらずありますが、昔と少し違うところがあります。
それは、町内の商店街に賑わいが少なくなっていると思えることです。
 商売を一生懸命続けていただいている店主の皆様には、誠に感謝しています。
それでも、高齢化や後継者不足もあり、このままでは駅周辺が整備一新されても、歴史・伝統的な町内の賑わいが薄れていくのではないかと危機感を感じます。
「そうなってはいけない!」というのは、町民の思いではないかと思います。
そのためにも、町に多くの方に来ていただき、町に活気を取り戻す必要があります。
 そこで提案です。

 町全体をひとつのテーマパークにしてみませんか?
町には、歴史・文化を感じ、また残された手付かずの自然(里山)など多くの観光資源があります。
それら一つ一つをエリア化して町全体をテーマパークとして、観光客(ゲスト)を呼び込む。
そうすれば、町民だけでなく町外からの来町者も増え、町内の活気が復活すると思います。
 その第一歩として、ゲストに気持ちよく来ていただくために、道端にゴミが落ちていない町づくりをしましょう。
2月から役場職員有志により通勤途中などにゴミを拾う運動を行っております。
また、立花学園高等学校の生徒も毎日のようにクリーン活動に取り組んで頂いています。
こうした運動が、町民全体での『おもてなし運動』となればクリーンな松田町に多くのゲストが来町され、おもてなしの心で心地よく感じて頂けると思います。
ぜひ『協働のまちづくり』の一環として、ご自宅の周りからで結構ですのでご参画くだされば幸いです。

平成27年広報まつだ2月号より

 本年より広報まつだを通じて、日頃、会えない方々に少しでも寄り添うような自由な話題や日頃感じたことを伝えて参りますので、今後、ご愛読くだされば幸いです。

 今回は、健康寿命についてお話します。町長就任1年4か月が過ぎましたが、私の風貌について「太った・貫禄がついた」などご指摘頂き、このままじゃ健康寿命が縮むのでは?と危機感を感じています。昨年末、松田町ロードレース大会で3kmを走りましたが、普段の運動不足と増えたお腹の辺りのお肉によりきつく感じました。
今年に入ってからも、横芝光町とのスポーツ交流会で2.4kmを、また子ども会駅伝大会にて約1kmを走りまして、走ったり歩いたりの程よい運動は、体に良いと改めて実感した次第です。

 町民の皆さんへご提案です。

 以前行っていた『町民体育大会』を復活しませんか?
過去に中止した経緯を踏まえ、個人や自治会の自主参加方式で良いと思います。
体育大会は、やる人だけでなく、見る人も楽しませてくれる事と思いますので、チャレンジデーや体育大会をきっかけに、簡単な運動を始めて健康寿命を延ばし、また世代間交流による地域コミュニテイの強化も図れると思います。
やれる人が、少しずつ挑戦し、協働の町づくりを礎(きず)いていきましょう!!

平成27年広報まつだ1月号より

 2015年の輝かしい年頭にあたり町民の皆様におかれましては、幸多き新春をお迎えのこととお慶び申し上げます。
昨年を顧みますと豪雨災害や火山噴火など全国的に自然災害が多く発生し、災害時の危機管理体制の重要性が再認識された年でした。
当町におきましては全国的な事案を教訓にあらゆる事を想定した全町的な危機管理体制の強化を行い、安心安全な町づくりを進めて参る所存です。
そのため町民サービスや危機管理体制の向上はもとより、職員の責任意識や専門知識の向上を図る事を目的とした行政機構改革を昨年10月に行いました。

 さて、町長就任以来『安心・安全・住みやすい町』『子育て世代支援』『行財政改革』の3つの柱を掲げ、『町民の皆様の声』をカタチにしていくために、昨年、座談会(15カ所)等を行い、直接皆様の『声や提案』を承りました。
町民アンケートからは見えない貴重なご意見ばかりで、町が動き始めている事を実感した次第です。
皆様から頂いたアンケート結果や貴重なご意見などについては松田町第5次総合計画まちづくりアクションプログラムに反映し、期限と効果を検討した上で優先順位を明確にしたのち皆様に実感して頂けるよう実行して参ります。

 私は『温故知新』を座右の銘として常に町政運営に活かし、矢倉沢往還の宿場町として栄えてきた輝かしい歴史があるこの町を、新しい時代のニーズや発想と融合させ、町民自らが主体となり『賑わいのある町の復活』に向け、町民の皆様と一丸となって取り組む所存であり、『住民主権・住民参加型』の町政を今後も強力に推進して参ります。

 2015年度の重点施策は、松田町の未来に向けた『礎』となる人口増加策として、交流人口増加の為に松田山や寄地区、町商店街等のイベントを活かした観光施策の推進、並びに定住人口増加の為に遊休地を活用した空き家バンクの利用強化や子育て環境、教育の充実による子育て世代の定住化、健康寿命延伸・買い物困難者を守る福祉施策の推進、さらに富士山に繋がる神奈川県の西の玄関口として新松田駅、松田駅周辺を中心とした(仮称)松田町コンパクトシティ構想策定に向けた準備を進めて参ります。

 本年も皆様の想いがカタチとして見える町づくりを推進して参りますので、町民の皆様のより一層のご支援、ご協力を賜ります事を切にお願いし、年頭のご挨拶とさせていただきます。

 2015年元旦

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