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令和6年度町長コラム 松だるま

印刷用ページを表示する 掲載日:2024年5月1日更新

令和6年広報まつだ5月号より

楽しむをエンジョイ

 風薫る爽やかな季節となりました今日この頃、町民の皆さまにおかれましてはますますのご壮健にてお過ごしのことと存じます。

 今年は新型コロナウイルスの影響により5年ぶりとなる”若葉まつり”が寄地域にて開催されます。寄地域の新緑が目に鮮やかな季節となりますので、「のるーと足柄」などをご利用いただき、ぜひとも寄地域の魅力を肌で感じ取っていただけたら幸いです。

 さて、松田町は本年1月に東海大学教養学部と連携強化に向けた”覚書の締結”を行いました。締結以前にも、令和元年から東海大学人間環境学科の学生の皆さまに、松田町のPR動画の作成や耕作放棄地対策、町主催のイベントにも参加いただくなど交流を深めてまいりましたが、今後はさらに町の課題解決に対して連携を深めていくことになりました。同大学の岩本教授からは”松田町には楽しいことがたくさんある”と太鼓判を押していただき、大学生の柔軟な発想力により”楽しむ”をキーワードに”松田町が世界に広がっていく”ものと期待しています。

 松田町に住んでいると、いつも見る光景やイベントが”当たり前”に映り”新鮮味を感じない”ことが多いと思いますが、初めて見る方や学生さんには、”全てに新鮮かつ魅力”を感じていただいてることを伺い、町の魅力発信の手法やキーワードも新しい時代に沿ったチャレンジとして、学生の皆さまと協力して取り組んでまいりたいと考えています。令和7年には、”松田町と旧寄村の合併70周年”を迎えます。令和6年度はその記念となるイベント開催やブランド品開発などを予定していますので、学生の皆さまのチカラを借りつつ、町民の皆さまと一緒になって”楽しむをエンジョイしたい”と考えています。その節には、ぜひとも町民の皆さまのご協力をよろしくお願い申し上げます。

令和6年広報まつだ4月号より

すべてにありがとう

 全てのものが清らかで命輝く4月を迎えた今日この頃、町民皆さまにおかれましてはますますご健勝のことと存じます。

 能登半島地震から早3カ月が過ぎ、お亡くなりになられた方、未だ安否不明の方に対しお悔やみ申し上げると共に被災された全ての方にお見舞いと早期の復興をご祈念申し上げます。

 さて4月から新入学や就職、仕事場での取り組みなど新たな挑戦に向けスタートされた方に対し、熱いエールを送ります。”心願成就”するためには、どんなことにも興味を持ち”全てを受け入れ”挑戦してみてください。私の父の口癖は“若い時の苦労は、買ってでもやれ!”でした。当時は、正直なところ”何を言ってるんだ!”という思いを胸に秘めつつ文句一つ言わず仕事をした事で建設業のイロハを覚えました。そして、自分のチカラだけで成長したと勘違いをした結果、早々に実家の家業から離れ”松田町での第二の人生”を歩ませていただいているところです。これが良かったかどうかはご想像にお任せいたします(笑)

 新たな人生を歩む皆さまへ次の言葉を贈ります。”すべてにありがとう”この言葉には自分と違う考えでも”受け入れる”ことで心身共に負担になっても、将来必ず”自分の糧になる(=感謝の対象)”ことにつながると私は考えています。

 夢や希望あふれる令和6年度が始まりました。皆さまの成長の過程では、想定外のことを多く経験することが想像できますが、だからこそ今を生き抜くためにも“すべてにありがとう”という気持ちを持って、夢や希望に向かって進んでほしいと願っています。私も”すべてにありがとう”の気持ちを胸に令和6年度の町政経営を行ってまいりますので、令和6年度もご支援ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。