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平成29年度先駆的空き家対策モデル事業の成果報告について

印刷用ページを表示する 掲載日:2018年4月17日更新

松田町空き家発生予防事業

 町では、国土交通省主管の平成29年度先駆的空き家対策モデル事業に採択され、空き家の発生予防に重点を置いた事業を実施しました。次のとおり、その成果を公表します。

先駆的空き家対策モデル事業とは

 国土交通省の実施する、全国の空き家対策を一層促進するため、市区町村等にノウハウの蓄積が十分ではない事務や官民が協力して取組む事業等について、先駆的に実施される取組を支援し、その成果の全国への展開を図る事業です。

本事業の目的

 将来的な空き家対策に係る費用負担の抑制、景観の保護、流通促進による定住人口の増加を目的とし、事業を実施しました。
 空き家の発生の大きな要因として、所有者死亡が挙げられます。今後、高齢化が一層進むことによって、所有者死亡を要因とする空き家の発生の増加が予測されます。そこで町では、高齢者に対して空き家発生予防の意識づけを図ることで空き家の発生の抑制を図ることを目指しました。
 また、併せて、アパート等の賃貸住宅は年数の経過によって空室が増加する傾向にあることから、国や県、民間団体における賃貸住宅の活用に向けた制度や仕組みの紹介等を通じて、賃貸住宅の空室の減少に向けた取り組みを実施しました。

空き家発生予防に向けた取り組み

リーフレットの作成

 空き家予防を呼びかけるため、空き家発生を予防するために実施するべき対策等をまとめたリーフレットを作成しました。

1

老後に備えて考える 失敗しないお家の話 [PDFファイル/2.89MB]

終活講演会兼空き家予防講演会

 高齢者の関心が高いと思われる、終活講演会を兼ねた空き家予防講演会を3回開催し、生前のうちに家や土地の整理について考えることの大切さについて、作成したリーフレットを活用しながら説明し、終活=空き家予防という意識づけを図りました。

講演会

賃貸住宅の空室解消に向けた取り組み

賃貸住宅に関する制度などの説明会

 平成29年度に国土交通省にて制度化された、既存賃貸住宅を活用した新たな住宅セーフティネット制度に関してや、住宅確保要配慮者の賃貸住宅への居住支援の取り組みについての説明会を開催しました。
 また、既存住宅の流通促進に向けた新たな取り組みとして注目される、ホームステージングについての説明会を開催しました。

今後の取り組み

 本事業で得られた成果の一つである空き家発生予防リーフレットを活用し、空き家発生予防の大切さを継続して周知していきます。また、多くの方にご参加いただきました、終活講演会を兼ねた空き家予防講演会を継続して開催し、空き家対策において重要な取り組みと考えられる、「空き家の発生予防」の更なる推進を図ってまいります。

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