松田町下水道事業公的資金補償金免除繰上償還に係る公営企業経営健全化計画について
国は地方公共団体の公債費負担軽減対策として、平成19年8月に『公的資金補償金免除繰上償還制度』を創設しました。
これは、一定の条件を満たす団体を対象に公的資金(旧資金運用部資金、旧簡易生命保険資金、公営企業金融公庫資金)のうち金利5パーセント以上のものについて、補償金が免除の上、繰上償還が可能となる措置です。
町では、本制度の活用の要件である「公的資金補償金免除繰上償還に係る公営企業経営健全化計画」を策定し、平成19年12月22日に総務大臣より承認を受けました。
公的資金補償金免除繰上償還に係る公営企業健全化計画(下水道)[PDFファイル/816KB]
計画期間:平成19から23年度
上記の計画が承認されたことにより、平成20年度に15,840万円の借換債を発行し、公営企業金融公庫債の繰上償還を行いました。
この繰上償還により、年利5から6%台であった利率を2.45%に下げることができ、その後の利子の支払総額を約3,600万円削減することができました。
また、この制度は平成19年から21年度の臨時的措置として設けられましたが、地方経済の低迷等の事情を踏まえ、期間が3年間(平成22から24年度)延長されました。
この期間延長を受け、町では、下水道事業会計の公債費の負担軽減及び健全な経営を実現させていくため、この制度を活用することとしました。
上記の健全化計画を踏襲して、延長計画を策定し、平成24年12月14日に財務大臣及び総務大臣から承認されました。
(注)従前の健全化計画との混同を避けるため、ここでは『松田町下水道事業健全化計画(平成24から28年度)』と表現します。
松田町下水道事業経営健全化計画(平成24年~28年度)[PDFファイル/1,150KB]
計画期間:平成24から28年度