マダニが媒介する感染症SFTSにご注意ください!
マダニが媒介する感染症「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」について
重症熱性血小板減少症候群(SFTS)とは、ウイルスを保有するマダニにかまれることで、人や動物が感染する感染症です。
本疾患はこれまで西日本を中心に患者の発生が見られていましたが、患者発生の報告が東日本にも広がっており、神奈川県内でのさらなる感染拡大が懸念されています。
特にマダニの活動が盛んな春~秋は、危険性が高まりますので、適切な感染対策が必要です。
感染経路
主にウイルスを保有するマダニにかまれることによって感染しますが、感染した犬や猫にかまれたり、感染した動物の体液(血液や唾液)、排泄物(尿や便)に触れたりすることでも感染します。
主な症状等
ウイルスを保有するマダニにかまれた後、6日から14日程度の潜伏期間を経て、発熱、全身倦怠感、消化器症状(食欲低下、嘔気、嘔吐、下痢、腹痛)、リンパ節腫脹、出血症状などを起こします。
犬や猫などのペットを飼っている方へ
・猫は屋内飼養に努め、犬は散歩後にマダニが付いていないか確認しましょう。
・草むらや藪(やぶ)など、マダニが生息する場所には近づかないようにしましょう。
・ダニの駆除・予防薬を定期的にペットに投与しましょう。
・食べ物を口移しで与えるなど、ペットとの過剰な触れ合いは控えましょう。
・ペットに発熱や消化器症状等の体調不良が見られた時は、すぐにかかりつけの動物病院に電話で相談しましょう。
・発症後はけいれん発作を伴うこともあるため、体調不良のペットに触れる際は、手袋を着用し、かまれないように注意しましょう。

外部リンク:厚生労働省ホームページ:重症熱性血小板減少症候群(SFTS)
SFTSからあなたとペットを守るために(出典:公益社団法人神奈川県獣医師会) [PDFファイル/1.99MB]
屋外で畑仕事などの作業をされる方へ
・マダニは、主に森林や草地等の屋外に生息しています。草むらや藪(やぶ)などに入る場合は、肌が露出しないように長袖、長ズボン、手袋、長靴等を着用しましょう。
・屋外活動後は、マダニにかまれていないかを確認しましょう。
・外で生活している動物(野良猫等)にマダニが付着していることもありま す。動物に触ったら必ず手を洗いましょう。
外部リンク:厚生労働省ホームページ:重症熱性血小板減少症候群(SFTS)
もしもマダニにかまれたら
・マダニ類の多くは、人や動物に取り付くと、皮膚にしっかりと口器を突き刺し、長時間(数日から、長いもので 10 日間)吸血します。吸血中のマダニを見つけた場合は、自分で取ろうとせず、医療機関で処置しましょう。
・無理に引き抜こうとすると、マダニの一部が皮膚内に残ってしまい、化膿することがあります。
・マダニにかまれた後に発熱等の症状があった場合は、医療機関を受診しましょう。その際、マダニにかまれたことを医師に説明してください。
参考(外部リンク)
重症熱性血小板減少症候群(SFTS)患者の発生に伴う注意喚起について(神奈川県)
ペットの重症熱性血小板減少症候群(SFTS)について(神奈川県)
