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大気汚染常時監視測定をしています

印刷用ページを表示する 掲載日:2014年9月11日更新

 有害物質による大気の汚染状況を把握するため、神奈川県の協力のもとに平成20年7月より1年間、松田中学校内に大気汚染測定局を設置して汚染状況の確認を行っております。
 なお、松田町の大気汚染に関する測定は、初めての試みであり、現状の把握と共に今後の環境保全活動などにも活用していくために設置しています。

神奈川県大気汚染測定局の写真画像

 

 

 

 

 

『大気汚染測定局で測定する項目』

        
測定項目測定項目の説明

二酸化硫黄
(So2)

火山活動など自然界のものと、石炭、石油等の燃焼など人間活動によるものがあり、高濃度では人の呼吸器に影響を及ぼすほか、植物などに影響を与える酸性雨の原因物質になるといわれています。
二酸化窒素
(No2)
石油、ガス、石炭等の燃焼に伴い発生する。発生源としては、移動発生源である自動車排出ガス、固定発生源であるボイラー等の燃焼施設などがあります。二酸化窒素は、高濃度で呼吸器に影響を及ぼすほか、酸性雨及び光化学オキシダントの原因物質になるといわれています。
一酸化炭素
(Co)
炭素を含む有機物が不完全燃焼によって発生し、そのほとんどが自動車の排気ガスによるといわれています。血液中のヘモグロビンと結合して酸素を運搬する機能を阻害し、人体に有害な影響を及ぼします。
光化学
オキシダント
(Ox)
光化学スモッグの原因となり、高濃度では粘膜を刺激し、呼吸器への影響を及ぼすほか、農作物など植物への影響も観測されています。大気中の二酸化窒素(No2)及び炭化水素(Hc)は、紫外線により光化学反応を起こし、オゾン(O3)、パーオキシアセチルナイトレート(Pan)及びその他の酸化性物質を生成します。
浮遊粒子状物質
(Spm)
大気中で浮遊している、「ごみ」や「ほこり」は大気中の動態により自重・降雨等によって降下する「降下ばいじん」と、大気中に浮遊している「浮遊粉じん(Dust)」,浮遊粒子状物質(Spm)の2つに分けられます。浮遊粒子状物質は、粒径10μm以下の粒子のことをいい、大気中に長時間滞留し、高濃度で肺や気管などに沈着して呼吸器に影響を及ぼします。

『測定結果』

 測定結果については、神奈川県環境科学センターホームページで大気速報として閲覧できます。
(注) 移動局松田町の部分を確認してください。