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行政改革

印刷用ページを表示する 掲載日:2014年9月8日更新

行政改革の取組み

行政改革とは

  地方分権と町民要望に対応できるように

 国民がゆとりと豊かさを実感し、安心して暮らすことのできる社会の実現に向け、地方行政の役割の重要性が着目され、国と地方の役割分担や国の関与の在り方について見直しが行われてきました。その中では、地方公共団体の行政体制の整備や確立を図るため、地方への分権化が本格化してきました。こうした背景において、それぞれの自治体は地域の特性に応じたより質の高い行政サービスを提供することが期待されており、そのため住民の要望を的確に把握し、行政を運営していくことが重要となっています。
 本町では平成23年度から第五次総合計画がスタートし、「緑と清流のまち、ゆとりを楽しむ きらめく松田」の実現に向け、様々な事業を展開しています。この目標を実現するため、社会経済情勢の変化を踏まえ、より簡素で効率的な行政運営の確立や財政基盤の強化を図るなど、今後も不断に行政改革へ取り組んでいく必要があります。

策定の趣旨は

  第五次総合計画の実現に向けて

 本町では内外の厳しい社会経済情勢の中で、行財政改革を最重要施策の一つとして捉え、昭和62年に行政改革大綱を策定して以来、平成9年に第二次行政改革大綱、平成18年に第三次行政改革大綱を策定し、3回に及ぶ行政改革を実施してきました。先の第三次行政改革大綱では、行政の公平性・効率性の追及、町民と行政の協働などを基本として、仕事・職員・組織の三つの視点から改革を推進してきました。また平成20年度には第三次行政改革大綱を見直し、改訂第三次行政改革大綱を定め、推進期間を松田町総合計画21(平成22年度で計画終了)にあわせて延伸しました。この改訂大綱では、行政サービスの向上と経営感覚に立脚した取り組みを、さらに推進していくものと定めました。
 このような状況の中、改訂第三次行政改革大綱の推進期間が平成22年度までであり、以降も引き続き行政改革に取り組むため、行財政改革の積極的な推進を目指す第四次行政改革大綱を策定しました。これにより、新たに定めた第五次総合計画にある将来像の実現を目指していきます。

これからの行政改革は

  費用削減だけでなく質の高いサービスを

 これまでの行政改革では、事業などにかかる費用の削減などが注目されていたため、事業経費などを減らすことに努めてきました。しかし、このような定量的な考え方による改革だけが、行政改革の目的ではありません。
 今後の行政改革ではこれらに加え、松田町の特性にあわせた行政サービスが何であるのかを把握し、町民の要望により適切に応えることができる事業を展開するなど、事業の必要性を評価し、選択していくことが求められます。その中では行政だけが事業を行うのではなく、町民が積極的に参加し、協働して実施していくことも必要です。

推進期間は

  平成23年度から26年度まで

 本大綱の推進については、行政改革推進本部が中心となり、すべての職員が取り組みます。また改革の趣旨や必要性の徹底を図り、実施のために必要な調整や進行管理を行い、各改革項目を見直しながら推進していきます。その実施状況は、広報紙やホームページなどを通じてお知らせするとともに、寄せられた意見を反映させながら改革の実現に努めます。
 推進期間は第五次総合計画の前期計画に併せて、平成23年度から平成26年度までとしています。また推進期間中における社会経済情勢の変化などによって、基本方針などに係る大きな見直しや新たな行政課題に対応するために改革の修正が必要なときは、適切に改定を行うものとします。

主要項目は

  基本方針に基づき20項目を展開

第4次行政改革では、次の3つを基本方針として、20項目を主要施策としています。

  <基本方針>

  1. 町民ニーズに対応した行政サービスの提供
  2. 自立した行政運営の推進
  3. 安定した財政基盤の確立

 最初の「町民ニーズに対応したサービスの提供」では、各証明書発行サービスなどの見直し、窓口における情報共有体制の強化、インターネットを利用したサービスの充実化などを実施します。また広聴や女性委員の活用推進、民間活力の導入なども進めます。
 次の「自立した行政運営の推進」では、行政体制の整備として事務事業、組織や勤務体制などの見直しを実施し、より合理的な行政運営を推進します。また第二次定員適正化計画に基づき、職員数を管理することに加え、職員研修などによる人材育成を進めていきます。一方で、他市町村との広域連携による事業の効率的な運営も図ります。
 最後の「安定した財政基盤の確立」では、財政収支の均衡維持を念頭に町有財産の効率的な運用を図っていきます。また安定した税財源の確保として、税や使用料等は未収金対策を強化するとともに、使用料金を見直し、計画的な運営管理に努めます。

定員適正化計画

 第三次行政改革大綱に基づき、将来の松田町を支える人材の確保を行うための計画的な職員採用も含めた定員の適正化に努めるべく、「定員適正化計画」を平成18年3月に策定し、一部修正を加えながら運用してきました。現在は新たに策定した「第二次定員適正化計画」に基づき、定員管理を行っています。

現在進行中の大綱及び計画

  松田町第4次行政改革大綱 [PDFファイル/162KB]  
  松田町第4次行政改革大綱実施計画 [PDFファイル/363KB]
  第二次定員適正化計画(平成23年度改定) [PDFファイル/619KB]

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