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虫沢田代自治会

印刷用ページを表示する 掲載日:2017年7月1日更新

虫沢田代自治会

虫沢田代自治会について

弥勒寺にある福昌院の末寺として、江戸時代に建立された龍王寺を中心に集落が広がっており、江戸時代の古地図による寺周辺の民家は、今とほとんど同じようです。

地名の由来は、昔、この地域にはマムシが多く生息していて、マムシは、きれいなところにしか住まないと言い伝えられていたことから、「水のきれいな住みやすいところ」と言う意味だと聞かされています。また、田代地区は、面積に比較して田んぼが多かったために「田代」の地名がつけられたようです。

主な行事

  • 1月:どんど焼き
  • 3月:寄神社例祭参加
  • 7月:早起きラジオ体操、道路清掃作業、八坂神社例祭
  • 9月:防災訓練 、道路清掃作業、蔵王神社例祭
  • 10月:各種講演会等
  • 11月:自治会親睦ハイキング
  • 12月:道路清掃作業

タケ山古道について

民家の屋根が茅葺だったころタケ山は、大変賑やかな山でした。今のようなハイキングに行く訳ではなく、民家の屋根をふくための茅を取りに行くためです。

今では、茅葺の屋根の家もなくなりタケ山へ行く人もほとんどなく、道も荒れ果てていましたが、平成28年4月、有志でこの古道を整備しようという気運が高まり、同月現地調査を実施しました。

杉林の中の古道は、大雨や台風のため倒木が入り乱れ道らしい道は、見当たらないような状況であったため、地主を見つけ出すところから始め、平成28年8月から、一番若い人で50歳、最高齢84歳、平均年齢70歳以上のメンバーで古道整備の作業を始めました。途中、「湘南山友の会」の方々のご協力もいただき、杉林の難工事を無事終えることができました。

平成29年4月には、タケ山台地の景観を拒んでいるアブラチャンを切る作業を始め、今まで全く見通しのなかった山から松田山はもとより箱根連山、真鶴半島、初島、江の島、房総半島、少し角度を変えると丹沢山塊までもが一望できるようになりました。また、地元虫沢で一番高い「だるま山」(標高871m)も見えるようなりました。

平成29年5月、48段の階段を整備し、山頂から鮮やかな富士山が見られるようになりました。

平成29年5月23日「タケ山古道開通式・記念ハイキング」を執り行い、ハイキングには70名の方が参加し、大盛況でした。
今後、「タケ山古道」(虫沢-タケ山-虫沢林道まで)をポピュラーな町のハイキングコースにと、会員一同励ましあっています。

             

                   タケ山       タケ山2

        タケ山3       タケ山4

その他

荒れるに任せてあった虫沢川を、何とかきれいな川にしようという有志が集まり、平成22年9月、「虫沢川美化推進協議会」を発足させました。年4回の草刈り作業を当初から自主的に行っています。

平成26年には、別の団体として「虫沢川清流を守る会」及び「田代河川をきれいにする会」が発足し、虫沢川全体がきれいになる体制が整いました。

最近では、アシは全く見られなくなり、清流が良く見えるようになりました。そして、「高松山」や「はなじょろ道」へのハイカーからも「川がとってもきれいでうらやましい!」という声を聴くと、会員一同、この作業をやってよかったなあと思っています。

集会施設と広域避難場所

  • 集会施設: 虫沢地域集会施設、田代地域集会施設
  • 広域避難場所:旧焼却所跡地

写真

虫沢橋より

虫沢橋