予防接種
予防接種を受けるときは
伝染のおそれのある病気に対する免疫をつけるため、次の予防接種を行っています。予防接種は決められた時期・間隔で健康なときに受けることが大切です。
※法律の改正等により、予防接種の内容や接種方法が変更になることがあります。
子どもを対象とする予防接種について
予防接種の受け方(予防接種法による定期予防接種)
お子さんに必要な予防接種は、ワクチンの種類、接種時期や回数等、接種するための基準が決まっています。また、お子さんの体調によっても変わりますので、かかりつけの医療機関にご相談ください。
<参考>http://www.nih.go.jp/niid/ja/schedule.html (リンク先: Niid国立感染症研究所)
他の予防接種を受ける場合の間隔
予防接種で使うワクチンには、生ワクチンと不活化ワクチンがあり、異なった種類のワクチンを接種する場合に間隔を空けることが必要です。
※感染症(水ぼうそう、突発性発疹、手足口病など)にかかった場合、予防接種を受ける際には、治ってから1~4週間程度の間隔をあける必要がありますので、かかりつけの医療機関にご相談ください。(間隔は感染症によって異なります。)
日本脳炎について
日本脳炎予防接種は、以前使用していた日本脳炎ワクチンと重症Adem(急性散在性脳脊髄炎)との因果関係が認められる事例の報告後、積極的な接種勧奨を控えていましたが、平成21年6月より新たに乾燥細胞培養日本脳炎ワクチンの使用が始まりました。その後の予防接種法の改正に伴い現在は、平成17年からの勧告によって積極的な接種勧奨が差し控えられていたことにより接種機会を逃したと考えられる「平成7年4月1日から平成19年4月1日までの間に生まれた方で接種日現在20歳未満の方」及び「平成19年4月2日から平成21年10月1日に生まれた方で、平成22年3月31日までに日本脳炎の1期の予防接種が終了していない方で、生後6月から90月または9歳以上13歳未満の方で現在においても1期の接種が終了していない方」については、特例で日本脳炎予防接種が受けられるようになりました。なお、接種の回数やスケジュールは、対象者の年齢と今まで日本脳炎の予防接種を何回受けているかによって異なりますので、かかりつけの医療機関にご相談ください。
HPV(子宮頸がん)ワクチン
HPV ワクチンは、平成25年から積極的勧奨の差し控えとなっていましたが、国からの通達により令和4年度から接種勧奨が再開されることとなりました。なお、接種をご希望の方はワクチン接種の有効性及び安全性等を十分にご理解いただき、医師とご相談の上、接種してください。
接種対象
小学6年生から高校1年生相当の年齢の女性
接種期間
12歳となる年度の4月1日から16歳となる年度の3月31日まで
HPV(子宮頸がん)ワクチンキャッチアップ接種について
積極的勧奨が差し控えられていた期間に、定期接種対象年齢となり、接種機会を逃した方にキャッチアップ接種を実施することとなりました。母子健康手帳で接種状況を確認し、ワクチンの有効性やリスク等を十分に御理解いただいた上で、接種を希望される場合は、実施医療機関で接種を受けてください。
接種対象
平成9年4月2日から平成20年4月1日生まれの女性
接種期間
令和4年4月1日~令和7年3月31日までの3年間
なお、ワクチンは3種類あり、取り扱っているワクチンは医療機関によって異なりますので、詳しくは医療機関に問い合わせてください。(シルガード(9価)は、令和5年4月1日から追加されました。シルガード(9価)は1回目を接種する年齢により、接種回数(2回または3回)が異なります。)
小児インフルエンザワクチン
「小児インフルエンザ任意予防接種費用助成事業」をご確認ください。
高齢者を対象とする予防接種について
高齢者インフルエンザワクチン(予防接種法による定期予防接種)
対象
町内に住民登録のある、下記のいずれかに該当する方
- 65歳以上の方
- 60歳以上で重度の内部機能障害等のため身体障害者手帳をお持ちの方
自己負担額
1,500円(生活保護受給者は免除)
高齢者肺炎球菌ワクチン
高齢者の肺炎の中で、最も頻度の高い「肺炎球菌」という細菌感染を予防するワクチンです。 効果は5年ありますが、5年以内の再接種は強い副反応が起きる可能性が高いため接種できません。
接種時に必要な接種券・予診票や説明文等を発行しますので、子育て健康課健康づくり係窓口または電話でお申し込みください。
肺炎球菌ワクチンと、インフルエンザワクチンを併用することで、より効果的に肺炎を予防することができます。
対象
町内に住民登録のある方で下記の年齢の方
- 65歳、70歳、75歳、80歳、85歳、90歳、95歳、100歳になる年度の4月1日から翌年3月31日までに生まれた方(定期予防接種)※令和6年度から、高齢者肺炎球菌の定期接種対象者が変わります
- 60歳以上65歳未満の方であって、心臓、じん臓又は呼吸器の機能に自己の身辺の日常生活活動が極度に制限される程度の障害を有する方及びヒト免疫不全ウイルスにより免疫の機能に日常生活がほとんど不可能な程度の障害を有する方
- 定期予防接種を受けたことがある75歳以上の方
分からない場合はお問い合わせください。
自己負担額
3,000円(生活保護費の受給世帯は全額補助)