寄地区移住促進奨励金交付制度のご案内
丹沢山系の恵まれた自然環境が魅力の松田町寄地区。ドッグランや屋外レジャー、地域のおまつりである「寄ロウバイまつり」などを楽しみに、毎年多くのお客様にお越しいただいてる一方で、少子化が深刻な状況で、地元の中学校は令和元年に閉校、小学校においては異なる学年の児童が同じ教室で授業を受ける複式学級の形式をとっています。
そんな中、子どもたちの豊かな学びを保障するために現行の学校制度を含めた寄地区の幼稚園・学校教育の進め方について調査・検討等を行う「寄地区の幼稚園・学校教育についての検討委員会」において、令和5年3月に「幼稚園・小学校の存続」に関する提言がなされました。
これを受け、町では、地域の子どもの数を増やし、地域活性化を図ることを目的として、寄地区に移住する子育て世帯・若年夫婦世帯等を対象として「寄地区移住促進奨励金」を次のとおり交付しています。
※松田町住宅取得促進奨励金及び松田町二世帯同居等支援奨励金との併用はできません。
交付対象者
次の流れで、ご自身が交付対象となるかご確認ください。
※より詳しい要件等については、交付要綱にてご確認ください。
要件1
町外から松田町寄地区※に転入した移住者(Uターンを含む)であること
※湯の沢地区を除く
要件2
次のいずれかに該当する方が対象です。
- 子育て世帯(小学生以下のお子さんがいる世帯)
- 若年夫婦世帯(夫婦のいずれかが40歳未満)
要件3
令和6年4月以降に新たに寄地区に住宅を取得し、当該住宅に住民票を置いていること。
ただし、住宅を新たに取得していない場合でも、寄地区にある実家にご家族(夫婦・親子等)でUターンされた方は対象となります。
申請期限
住宅を取得した日(建物登記完了日)または当該住宅のある住所に住民登録をした日のいずれか遅い日から6カ月以内
奨励金の額
1世帯あたり 50万円
上記の額に、小学生以下のお子さん1人あたり30万円を加算します。
※ 詳細や申請に関することはリーフレット [PDFファイル/344KB]をご覧いただくか定住少子化担当室までお問い合わせください。
申請に必要な書類
・取得住宅又は実家の所有者が確認できる書類(例:建物の登記事項証明書の写し等)
・検査済証の写し(実家に戻られた方は提出の必要がありません。)
※取得住宅が[中古住宅]であって、購入時に売主から同書類の交付を受けていない場合は、売買契約時の重要事項説明書の写し
・取得住宅の全体(外観)写真
要綱
よくあるご質問
Q.どうして湯の沢地区への移住は対象外なのですか。
A.本奨励金は、寄幼稚園・小学校の存続に向けて、地域の子どもの数を増やすことを目的としています。湯の沢地区は、松田幼稚園・小学校の学区となりますので、本奨励金の交付対象外となります。
Q.寄地区に移住してきました。現在は賃貸住宅に住んでいて、いずれは住宅を建てるか中古住宅の購入を検討しています。移住と住宅取得のタイミングが異なる場合も対象となりますか。
A.定住化を図る観点から、本奨励金の対象は、住宅を取得された方を対象としています。住宅を取得されたタイミングでご申請をいただければと思います。ただし、本奨励金においては、移住者等の定義を「転入後2年が経過していない」方としていますので、住宅を取得されるタイミングについては、ご留意ください。