歴史とやすらぎの里さんぽ
概要
寄地区は町の天然記念物に指定される巨木をもつ古い神社があり、山間部には眺めのよい茶畑が広がっており、それらが見所のひとつとなっています。寄地区に複数ある寺社の中でも「寄神社」と「福昌院」は地区のほぼ中央に位置する町を代表する名所です。コースでは2つの寺社をめぐり、高台にある茶畑にのぼって眺望を楽しみます。松田町の奥座敷の魅力がぎっしり詰まった味わいのあるさんぽ道です。
- コース距離 :約2km
- 所要時間 :約40分(休憩や見学の時間は含みません)
- 難易度 :一般向け
コースの順序
コースの見所紹介
3、小さな川が流れる小径 寄自然休養村管理センターの後ろにきれいな小川があります。民家の各入口に小さなコンクリートの橋が架かり、リズミカルな眺めを作っています。いつもやさしいせせらぎが聞こえる心なごむ場所です。 | |
4、宮冨ガラス工房 中津川沿いの道路沿いにあるガラス工房です。大きな桜の木に出迎えられ、ギャラリーの中へ入るとパステルカラーのガラス作品がたくさん展示されています。工房では一日体験も可能です(予約制)。 | |
5、中山の大きなしだれ桜 寄地区五大しだれ桜のひとつです。バス通りのカーブの土手の上にそびえ立ち、道を曲がった先から見るとその高さに圧倒されます。 | |
6、寄神社 神社の本殿前の広場向かって左側にそびえ立つのは「大銀杏」です。寄神社は鎌倉時代よりの有名な神社で、古くは「弥勒寺」と呼ばれていました。吾妻鏡の一節にもその名前が出てきます。参道入口の鳥居脇にそびえる大木は「大杉」で推定樹齢は500年とされる稀少な古木で「かながわの名木 100選」に数えられています。 | |
7、茶畑と鍋割山が見える風景 寄神社の鳥居をくぐり、そのまま右手方向へ登ると茶畑が一面に広がっています。ちょうど小学校・中学校の裏山にあたり、鍋割山がよく見える場所です。寄小、中学校の校歌や応援歌の一節には、神社の大杉が歌われています。 | |
8、福昌院 長い参道の先の苔むした石段を登ると本堂です。丁寧に掃き清められており、庭の砂利は静寂が漂っています。山を背にして建つ本堂は心洗われる静けさに満ちています。 |