令和2年度町長コラム 鼓動~コドウ~
令和3年広報まつだ3月号より
“グリーンとデジタル”
松田山の河津桜が一足先に春を感じさせる頃、皆さまにおかれましては益々ご健勝のこととお慶び申し上げます。
さて、菅総理が国の成長戦略の柱として『グリーン』と『デジタル』を据えていることはご存知でしょうか?『グリーン』とは2050年に温室効果ガスの排出を「国全体として実質ゼロにする」と宣言した「カーボンニュートラル」の推進、自動車を「2035年までに新車販売で『電動車100%』を実現する」などの取り組みを示し、『デジタル』とはマイナンバーカードの普及により「健康保険証や運転免許証との一体化を開始する」などの取り組みを示しています。
松田町においては『グリーン』分野では、公共施設の屋根に太陽光パネルの設置や一般住宅のオール電化、電気自動車購入助成、また重油などの化石燃料から電気や地元木材などへのエネルギ-チェンジを行うなど、他の自治体に先駆け脱炭素化への取り組みを実施しています。
『デジタル』分野では、コンビニでの納税や住民票などの発行、図書検索や電子図書の導入などを進めてきましたが、今後『デジタル庁』が創設され、市町村のデジタル化も国が中心となり共通的システムに変わっていくためマイナンバー取得を更に推進してまいります。
このように我々の生活を取り巻く環境は日々進化しています。コロナ禍での“ピンチをチャンスに変える”ためには“ニューノーマルな新しい松田町”を創造し『時代に即したさまざまな変化を受け入れる』寛容さ・柔軟さが求められてきておりますので、皆さまもご理解・ご協力をお願いいたします。
最後に未だコロナ禍による先行きが不透明な社会において“変化を恐れず新たな人生を歩む”全ての皆さまにエールを贈ります。
“ガンバレ!松田人!”
令和3年広報まつだ2月号より
自らが拓く“新しい日常”
立春を迎え ますますご健勝のことと心からお慶び申し上げます。
新年早々、緊急事態宣言が発出され、松田町におきましては、毎年当たり前として行ってきた消防出初式や寄ロウバイまつり、桜まつりが中止になりました。ご準備にご尽力賜りました関係者の皆さまには感謝申し上げます。
さて、昨年から“新しい日常”という言葉を使い、感染症の予防対策を進めてきましたが、本年は“新しい日常・元年”として、これまでの経験から学び“自分自身の生活や生き方”について改めて考え、更なる創意工夫が必要となります。
しかしながら、今までの生活を急に変えることは難しいため“一度に変えようとしない事”が大切であると考えます。まず、コロナ対策の大前提として“正しく知る・正しく恐れる・正しく行動する”意識を強く持ってください。
新型コロナウイルスの感染予防策として、特に“飛沫・接触による感染”に注意するよう言われていますので、どんな時でも“3密を避け、必ずマスクの着用を徹底する””手洗い・うがい”をお願いします。その行動が“当たり前=新たな日常”になることで、必要以上に経済活動を止めることなく“自らが拓く新たな日常”として、私たちの生活に馴染んでいくものと考えます。
私達は、このコロナ禍にあっても元気に生き抜かなければなりません。今、我々にできる事として“お互いが声を掛け合い、励まし支えあう”本当の意味で“一致団結した協働のまちづくり”への行動が必要です。そうした環境を創り、町民の心の豊かさを育むために、“街中にゴミもなく、花木でいっぱいにしたい”と考えています。町民皆さまのご協力をよろしくお願い申し上げます。
令和3年広報まつだ1月号より
~ SHOW THE MATSUDA FLAG ~
年頭にあたり、輝かしい新春をお迎えのことと謹んでお慶び申し上げます。
昨年は、新型コロナウィルスの猛威が住民の生命や生活、地域経済に大きな影響を及ぼしました。一方、町民の皆さまのご協力を賜り新型コロナ感染症対策を行いながら、町民文化センター空調設備などの更新工事が完了し、また、6年前から始めていたICT教育についてもオンライン学習の実践、更には松田小学校校舎建替え工事も昨年10月から本格的に着工するなど“未来へツナグ”投資が実を結び始めました。町民の皆さま方のご理解とご協力に改めて心から感謝申し上げます。
さて、私は“行政は財政”という理念を掲げ“運営”から“経営”へ“行政手法“のシフトチェンジを図り、町民の皆さまが主役として主体的に行動できるよう“協働・連携協力”による“オール松田”にて様々な取組みを実践して参りました。また持続可能な自治体として、全国1741ある自治体の中で埋もれることなく存在感を示すため、トップセールスはもとより町民の皆さまと共に“松田の旗(FLAG)”を振り、PRも行ってまいりました。
今後も町民の皆さまが主役として活躍ができるよう、町内の生活環境に目を向けて様々な事業を行ってまいります。“美しいものは美しいところにしか生まれない”という言葉もありますが、町内をゴミひとつなく、花木により四季を感じられるよう、来町者を町全体として“もてなすまち”として、環境美化を推進してまいります。
本年もコロナ禍において、SDGsの理念をもとに持続可能で発展的な自治体となるべく、昨年同様に「選択と集中」により各種事業を行い、町民皆様の一番の関心ごとである“新松田駅周辺整備事業”について、地権者様や関係各位のご協力を賜り着実に進めてまいります。“歩みを止めない!過去に戻さない!未来志向のまちづくり”をしっかりとやり抜き、“松田の旗(FLAG)”を掲げ、町の魅力を向上し、定住人口増加に繋げてまいります。
結びにコロナ禍のご時世が続きますが、皆さまのご健勝とご活躍を心からご祈念申し上げまして、年頭のご挨拶とさせていただきます。
令和2年広報まつだ12月号より
”2020年 ~年の瀬を迎え~”
コロナ禍であっても松田山のイルミネーションが町民の皆さまの心を癒してくれています。2020年の年の瀬を迎えるにあたり、医療従事者への感謝と皆さまがお元気でお過ごしできるようにとの想いを込めて実施していますので、松田山からの壮大な足柄平野の夜景をお楽しみください。
さて、2020年はコロナが流行し、今なお第3波が押し寄せるなど多方面に影響が続いています。コロナ禍により“自粛”を余儀なくされ、栄養バランスや運動不足によって、間接的に不健康な方が増えることや、町内での買い物や飲食が減ることによる地域経済の衰退を危惧しています。
以前にもお伝えしましたが、今後はコロナとの共存を念頭に“新しい生活様式”を各自で実践していただく他ありません。コロナは“正しく知る・行動する・恐れる”ことで、自らの命を守ることにつながります。そのために“3密を避ける・咳エチケットの徹底”をお願いします。そうすることで“必要以上の自粛”をすることなく、“新しい生活様式”の中で、住民の皆さまの“笑顔と活力”が戻って来ます。
今年は、コロナによって“新しい時代のトビラ”を開くことになりましたが、我々が描いていた未来が少し早く来ただけです。今後、デジタル化によって多くの人が便利になりますが、“顔と顔を合わした交流“は絶対になくしてはいけません。コロナを教訓に“向こう三軒両となりの交流“に努め、”お互いさま“の友好な関係が町全体に広がり“近所が寄り添う協働の町“になるよう、行政としても皆さまを全力で支援してまいります。今年も1か月余りですが、引き続きこの難局を皆さまと共に乗り越えてまいる所存です。本年もお世話になりました。良いお年をお迎えください。
令和2年広報まつだ11月号より
"夢へのトビラを開くのは?"
令和2年も残すところ2か月、秋も深まり、段々と日が短くなってまいりました。先月、本町にてコロナ患者が判明しましたが、感染の拡大もなく、町民の皆さまはお健やかにお過ごしのことと存じます。
新型コロナウィルスが我々の生活や経済活動などに多大な影響を与え、今なおコロナとの共存を強いられる中、“新しい日常や生活スタイル”の確立を模索し、今日に至っていることと存じます。
松田町においては、今後もコロナ禍が続いても“積年の夢”を叶えるための意欲や努力を失ってはならないと思っています。どんな困難があろうとも、乗り越えてこそ“夢の実現”への価値が上がると信じています。
その“夢へのトビラ”を開けるのは、間違いなく町民の皆さまの“想いと行動”です。
協働のまちづくりにおいて、一緒に“夢へのトビラ”を開くよう取り組んで参りたいと考えておりますが、その“トビラ”は簡単には開きません。“トビラ”は“選択と集中”という“カギ”が無くては開きません。
そして“選択と集中”という“カギ”は、町民皆さまの想いが“力”となり、町民と行政とが一体となって協働のまちづくりによる“汗と努力”で創られる“カギ”です。
その“カギ”を創るには、旧態依然の考えや手法では絶対に成しえないので、“変化を恐れない覚悟”が必要です。コロナ禍の対応をしつつ“夢へのトビラ”を開けることは並大抵のことではありませんが、これまで努力してきた“積年の夢”への想いから比べると、必ずや超えることが出来ると信じています。
引き続き一つ一つ丁寧に課題解決を行い、皆さまともに“夢へのトビラ”を開けるよう”協働のまちづくり”に取り組んで参りますので、ご理解・ご協力を何卒宜しくお願いいたします。
令和2年広報まつだ10月号より
”今こそチャンス”
コロナ禍が続く中ですが、町民の皆さまには、秋を感じ紅葉を楽しみ、お元気にお過ごしいただいていることにお喜び申し上げます。
安倍前首相が約7年8か月という長きに渡り、日本国の首相としての職責を全うしていただいた事に対し、感謝と敬意を申し上げます。トップであり続けることの“重圧並びに孤独感”は想像を絶するものと察します。“断腸の思い”という言葉の通り、志半ばでの辞任は、無念としか言いようのないことと存じます。先ずは体調の快復を心よりお祈りいたします。
また、新たに菅内閣がスタートしました。神奈川県内をよくご存じで身近なお方が首相になられたことは神奈川県民の誇りであり、松田町としても大いに期待をするものです。松田町も新たな首相と共に新時代を築いていけるように町民の皆さまと共に精進してまいります。
さて、コロナ禍により、町内のイベントや催しなどが相次ぐ中止となり、町内の活気が薄れつつある中、地元を盛り上げようと新時代を担う若手経営者の集まりである町商工青年会の杉山会長を先頭に“サプライズ花火”の打ち上げ、足柄上病院など医療従事者支援、飲食店のデリバリー支援など町行政と一緒になって活動をしていただいているその志に感謝申し上げます。
これからは、コロナと共存した“新しい生活様式や日常”をおくるには“創意工夫と知恵”を出し合い、“若い方の発想”を取り入れ、積極的に“攻める事業”を行わなければ“生き残れません”。このコロナ禍において“今こそチャンス”と捉え、積極的に“シティプロモーションやPR活動”を行い、町の元気を取り戻してまいります。皆さまのご理解・ご協力の程、よろしくお願いいたします。
令和2年広報まつだ9月号より
”感謝と恩返し”
新型コロナウイルスに効くワクチンがなく、まだまだ”生命の危険”を感じる予断を許さないコロナ禍の状況ではありますが、本年も残り4か月になり、時は刻一刻と未来へ向かい、過ぎた事が一瞬で過去のものとなります。やることすべてに責任があるので、”結果を見て、時を戻そう!”と過去を変えることはできません。
私は、二期目のスタート時の挨拶で、”町政は財政”と言葉を発しました。それは、行政は”運営ではなく経営”が必要であるという事を意味し、同じ考えで引き続き全力をつくします。
さて、9月議会においては、昨年度の行政経営の”決算(結果)”を議会に提出し、更なるコロナ対策と次年度以降に向けて持続可能な行政経営を行うために、”貯金”の上乗せなど、これまで行政経営として”入りを増やし出を減らす”を実行してきた結果を皆様にお示しします。
このコロナ禍の状況で”心配ばかりで下を向くのではなく”、松田町の夢の実現に必要な投資を進めます。来年度は更に厳しい財政状況になることが予測されますが、町民サービスを低下させずにコロナ禍による第2・第3波に備えた事業を行うためにも”貯金”をし。必要な時に”蔵を開く”準備も整えます。町民と議会、行政職員の協力と努力による”協働のまちづくり”を推進し”行政経営”を行ってまいります。
私の任期も9月22日をもって残り1年となりますが、町民の皆さまからいただいた様ざまなご支援・ご協力に対し、”感謝や恩返し”により”明るく拓かれた未来の松田町”に向け、私の座右の銘”温故知新”を活かした町政経営を精力的に進めて参ります。引き続きご支援・ご協力の程、よろしくお願いいたします。
令和2年広報まつだ8月号より
”消しゴムで消せないもの”
仲夏の候、新型コロナとの共存した新しい生活様式には慣れない中、町民の皆さまにおかれましては益々ご健勝のこととお慶び申し上げます。本年は新型コロナの影響により「まつだ観光まつり」と「あしがら花火大会」が中止となり残念ではありますが、この想いを無駄にしないよう第2波・第2波にしっかり備えて参りますので、引き続きご協力をお願いいたします。
さて、時代はデジタル化が急速に進んでおり、当町においてもこの変化の波に乗り遅れてはなりません。そのためには”過去の経験”と”未来へのチャレンジ精神”が非常に大切になります。現在、お笑い界では”時を戻そう”という言葉が流行しておりますが、我々は”机上ではなく現場で生きている”ので”消しゴムで消す”ように”時は戻せません”。また過去の経験が今の自分を形成しているため”過去は消しゴムで消せない””人の性格はそう簡単に変わるものではない”ことも強く感じています。
だからこそ、私は”失敗を繰り返さない””消しゴムで消せる生き方・仕事”をしないために、常に”夢や目標”を掲げ精進することが大切であると考えています。
まさに私が尊敬する元横浜高校硬式野球部監督の渡辺元智氏の言葉である”目標がその日その日を支配する”を胸に抱き、コロナ禍であっても”オール松田”で”本質を見極めた行動”をとる事が”新しい日常を取り入れた生活”の第一歩になりますので引き続きご支援賜りますようお願いいたします。今後も暑さが厳しくなることが予想されますが、熱中症に気を付けながら3密対策を合わせて行うなど、極めて大変な時期ではありますのでご自愛くださいませ。
令和2年広報まつだ7月号より
”経 営 感 覚”
梅雨の合間に夏の暑さを感じる今日この頃ですが、町民の皆さまにはコロナ禍の中、感染拡大防止対策などにご協力いただき感謝申し上げます。
現在、新型コロナ対策を行うために必要な財源が乏しいことを踏まえ、私共三役(町長・副町長・教育長)の年間報酬を一律20%(総額約600万円)減額し、町民の皆さまの痛みを和らぐべく対策に取り組んでいるところです。
さて、町では生活や地域経済、地域医療など”今までの日常”が大きく変わる中で”新たな生活様式・まつだスタイル”を推進し、新型コロナを”正しく恐れ・共存”した中での町政運営を行うべく、”経営感覚”を発揮しスピードを重視した事業に取り組んでいます。5月から6月には全町民に対し、一人10万円の給付や一人10枚のマスクの配布について、町民と職員の知恵と協力により神奈川県下トップの前例にないスピードでお届けすることができました。これは現場を知らず、以前のように机上での”運営・お役所仕事”をしていた”古き時代との絶縁”を示し、町民と職員との”協働”が具現化した証だと感じています。”運営”も大切ですが、”経営”感覚があるからこそ、常にリスクに対する意識が高く、慌てることなく対応ができます。”運営”は常に”ルールや前例”を重んじますが”経営”は今までの”経験と勘、決断力”が必要となります。今後もコロナ禍の状況は続くからこそ”経営感覚”を更に研ぎ澄まし、町民の皆さまにとって必要なことを”総合的に判断・決断”し”進化”し続けて参ります。
今後も新型コロナの第2波・第3波への対策に備え、町民の”いのち”と”財産”を守って参りますので”叱咤激励”をお願いいたします。
令和2年広報まつだ6月号より
”正しく恐れ、行動する”
全国から梅雨入りの便りがとどくなか、町民の皆さまにおかれましては、新型コロナウイルスの影響によりそれぞれに工夫され、3密を避けた“新たな生活様式”を送っていただいている事と存じます。我々、行政側としましても、不自由な状況を可能な限り早く緩和出来る様、全力を尽くして参りますので、引き続きご理解・ご協力を何卒よろしくお願いいたします。
さて、新型コロナ禍により、全国民が今まで経験をしたことが無い状況に至り、町民の皆さまも様々な理由により不安でいっぱいであることは承知しています。その理由を早い段階から想像し対応を行っている状況ですが、国・県・町の支援が全町民のお困り事に手が届いているのか?この状況が長期化した場合、高齢者や子育て世代、町内事業者などへの支援費用として財源が確保できるのか?など考え事は尽きず、毎日、自問自答を繰り返している状況ですが、まだまだ町民の皆さまのために知恵を出さなきゃ“イカン”と職員共々、日々精進しているところです。
我々は、今回の新型コロナ禍により、多くの事を学びつつあることも事実です。今まで当たり前としていた事が当たり前でなくなり、その事実を受け入れた“新しい様式”での生活を行う事を、“いつ受け入れる”のかによって、自らの未来へのスタート時期も変わってきます。私は、今の状況をそのまま受け止め、新型コロナを“正しく恐れ”共存した“新しい様式”を当たり前のものとして捉え、行動に移し、一刻も早く“笑顔あふれる幸せのまち”として、町民の皆さまの“笑顔”を取り戻すべく、様ざまな対策を講じて参りますので、引き続きご理解・ご協力を切にお願いいたします。
令和2年広報まつだ5月号より
『今のいのち』が『未来へツナグ』
若葉の緑がすがすがしく感じられる今日この頃、町民の皆さまにおかれましてはお元気にお過ごしのこととお慶び申し上げます。
毎年5月5日は、寄地区最大のお祭りである”若葉まつり”が開催されますが、本年に限っては新型コロナウイルスの影響により中止となりました。来年は今年の分まで最大に開催されますことを楽しみにしています。
さて、新型コロナウイルスの影響で、街中の状況も日々変化し、子どもから高齢者まで影響が広がっています。また、町内企業や小売店にも影響が出始めているところなので、私としても”今のいのち”を守るべく”福祉・健康”と同様に”地域経済”についても支援が必要があると考えています。県や国の支援はもとより、それだけでは守れない方々の支援を身近な存在である町が主体となって”町オリジナル支援策”を打ち出し、様ざまな支援を行ってまいります!
松田町の歴史は、寒田神社を中心とした氏子の皆さまが受け継いで来られた伝統文化や鉄道が中心となり、生業を繋いで来られた産業の発展など歴史の成り立ちにより現在、我々が松田町民としてこの町に住んでいる以上、その歴史を引き継いでいくためにも、今こそ『オール松田』で『町民力』を発揮すべき時と考えています。
松田町は、現在、未来に向かって様ざまな事業投資のために準備も進めていますが”今のいのち”を守れず、その先の未来を語れるはずもありません。未来へツナグためにも”今を生き抜く”ために必要な『正しい選択』を行いますので、町民の皆さまのご理解とご協力を切にお願いいたします。
令和2年広報まつだ4月号より
【 準備 × 知る = 安心感 】
最明寺公園のソメイヨシノが咲き誇る春爛漫の好季節を迎え、町民の皆さまにおかれましては、毎日お元気でお過ごしのことと存じます。また、進学や就職などで新たな門出を迎えられた皆さまには心からお慶び申し上げます。
今年は、オリンピックイヤーであることから、世界中の方が楽しみにされていましたが、2月頃から新型コロナウイルスの影響により、さまざまなイベントなどが自粛や中止・延期となり日本中を震撼させています。松田町においても同様に中止にした事業もあり、町民の皆さまにはご不安・ご心配な時を過ごされているところかと思いますが、我々も町民サービスが必要以上に低下しないよう取り組んでいますので、ご理解、ご協力のほど何卒よろしくお願い申し上げます。
さて、今回の出来事で改めて感じた事は、『準備』の大切さです。想像豊かに事前に行う『準備』や想像を超えても対処する『準備』といった、全てのことに対する『準備』が大切です。そのために必要な情報・対策法を『知る』ことで、安心感を得ることができます。松田町においては、想定外と言われる事を無くすための『準備』を、多方面の方々にご協力を賜り取り組んで参ります。
本年は、第6次総合計画の実施2年目となります。町民の『いのちを守る』為には『いきがい・居場所』の確保が必要でありますので、『松田小学校建設の着手、駅周辺事業の確実な推進、パークゴルフ場の18ホール化、女性が活躍する場と町の課題とのマッチング、人口増加・定住施策の強力な推進』など『未来へ進化つづける松田町』への『準備』を着実に進める大切な年となりますので、引き続きご支援、ご協力を何卒よろしくお願いいたします。