総評
27年度フォトコンテストの応募作品は159点でした。
今年度は桜まつりをテーマにした作品が目立ちました。
また夏まつりの花火をテーマにした作品は秀作揃いなのが印象的でした。
選考にあたって、特に注意をした点はデータの過度な改ざんや合成写真でしたが、今回の作品の中には過度な改ざんはありませんでした。
しかし、同一アングルの写真でこうも色調が違うものかと思う写真が数点見られました。
一度設定したホワイトバランスや色温度は設定が狂う場合もあり、ぜひ撮影の時点で確認をしたいものです。
また、入選された作品の中でも連写された写真の場合は自分が選考するにあたって、前後の写真を確認すればもう少し上位入賞された惜しい作品も見受けられました。
応募作品の中にも色調やトリミングを工夫すれば入賞なのにと思う作品が多くありました。
ジュニア作品と共に多くの傑作写真を次回も期待したいものです。
(公益社団法人)日本写真家協会会員 西岡 修
※各作品の画像をクリックすると別ウインドウで大きな画像が表示されます。
推薦
画題
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黄昏のイルミネーション |
撮影場所 |
松田山 |
氏名 |
小澤 繁治 |
住所 |
小田原市 |
今回も松田山のイルミネーションを画材に多くの作品が出品されました。
その中でも冬の富士と夕焼けは、希少なチャンスを生かして撮影し、前景のイルミネーションの色調が押さえ気味なのが全体のバランスを良くし変化をつけたもので、テクニック的にも写真の前面に青のダイオードの光を巧みに配し夕焼けの富士を引き立たせている秀作。
町長賞
画題 |
大空え |
撮影場所 |
松田山 |
氏名 |
小櫃 康則 |
住所 |
松田町 |
雄大な景色が眼下に展開する、松田山から飛び立つハング・グライダーの瞬間を巧みに撮った写真。
まずはこの場所でのベストアングルが素晴らしい、またカメラワークもシャッターチャンスも的確で、背景の富士や酒匂川の景色が表現された優れた作品。
教育長賞
画題 |
真夏の祭典 |
撮影場所 |
酒匂川町民親水広場 |
氏名 |
清水 進 |
住所 |
海老名市 |
今回の花火の写真は例年になく秀作が多く、撮影の技術の向上も目立ちました。
選ばれたこの写真は、なんと言っても夏の花火大会の会場の雰囲気が伝わってく
る作品です。
前景の会場と花火は何となく見ると分かりませんが、撮影してみると明るさのバランス
を合わせるのが難しいもので、撮影者は的確なカメラワークでクリアされています。
的確な処理と構成が特に優れた作品。
寄コイノボリ賞
画題 |
五月晴れ |
撮影場所 |
寄・中津川 |
氏名 |
鈴木 要 |
住所 |
山北町 |
ふるさと鉄道賞
画題 |
秋を行く |
撮影場所 |
西平畑公園 |
氏名 |
佐野 輝夫 |
住所 |
南足柄市 |
夜桜賞
画題 |
宵の競演
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撮影場所 |
松田山ハーブガーデン |
氏名 |
早野 由香 |
住所 |
埼玉県さいたま市 |
夏祭り賞
画題 |
祭は最高潮 |
撮影場所 |
松田町町民広場 橋上 |
氏名 |
青木 房雄 |
住所 |
秦野市 |
寄ロウバイ賞
画題 |
早春の花園 |
撮影場所 |
寄 |
氏名 |
山口 喜之 |
住所 |
秦野市 |
霧の最明寺賞
画題 |
静寂 |
撮影場所 |
最明寺史跡公園 |
氏名 |
堀米 和夫 |
住所 |
座間市 |